投資の世界では早くから投資をすることが推奨されています。
それは長期投資と複利の力を使うことが資産形成に役に立つからです。
長期投資はわかりますが、ただ複利の力と言われてもピンとこない部分はあります。
投資の神様ウォーレン・バフェットは長期投資による複利の力をいち早く理解して、今の資産を築きました。
株式市場から退出させられないことが大切です。
本日は複利についてお話しします。
- マネーリテラシーを高めたい方
- 複利について知りたい方
- 株式投資で富を築きたい方
複利とは
金利には単利と複利があります。
単利とは元金だけに金利がつくことです。
複利とは元金と利息を合わせた元利に金利がつくことです。
これでもまだピンとこないと思います。
ピンと来ません。笑
100万を銀行に預けて5%の利息がつく場合(15年間)
銀行に預けた場合で「単利」と「複利」の違いを考えると分かりやすくなります。
実際は、銀行預金で5%の利息はもらう事は不可能ですが…
①単利の場合
年間100万円×5%=5万円
15年間合計
利息:5万円×15年間=75万円
毎年同額の金利がつきます。
元利:100万円+75万円=175万円
元利合計で175万円となります。
②複利の場合
1年目につく利息100万円×5%=5万円
2年目につく利息(100万円+5万円)×5%=5.25万円
3年目につく利息(100万円+5万円+5.25万円)×5%=5.51万円
…
15年目につく利息 (100万円+5万円+5.25万円……)=9.90万円
15年間合計
利息:107.89万円
利息にも金利がついて雪だるま式に増えていきます。
元利:100万円+107.89万円=207.89万円
元利合計で207.89万円になります。
銀行預金を例えにしましたが、
この結果が100万円を15年間5%で運用した場合という表現になるのです。
参考
複利を味方にしないと、資産1億円を形成するのは難しそうです。
なので、我が家は株式投資をしています。
また複利でなくても、日々の生活で金利(利息)を意識して払わないようにしないと余計な支出を減らすことはできません。
(例)住宅ローン、自動車ローン、クレジットカードの分割払い、奨学金。
持たざる者が持つものに搾取されているという構図でしょうか。
あるいは、未来の自分から借りているということでしょうか。
ただ、厚切りジェイソン氏が自身の書籍で以下のように述べられています。
低い金利で住宅ローンを借りて手元に現金を残して住宅ローン以上の金利で運用すれば住宅ローンは悪い借金ではない
厚切りジェイソン『ジェイソン流 お金の増やし方』ぴあ株式会社(2021)
私もこの考えには同感でして、現に奨学金の金利が非常に低いので一括返済せずに手元の現金を運用しています。
要するに、余計な支出とは、金利次第ということになります。
以上金利でした。
一緒にマネーリテラシーを向上させ、株式投資を成功させよう!!