マネーリテラシー

目指すべきところ(令和4年9月17日)

FIREという言葉を最近よく聞いたり見かけるようになりました。

本屋には、「FIREをするためには」「FIREをこうやって達成しました」と言ったたくさんの関連の本が並んでいます。

FIREしたい私は、実際買ってみて読んでみました。

そもそもFIREとはご存知の方も多いと思いますが、アメリカで流行った言葉で『Financial Independence, Retire Early』の頭文字をとった略語になります。

直訳すると『経済的自立と早期退職』意味になります。

私はこの言葉を知る以前から、投資家になり経済的自由を手に入れようと考えていました。

そして、現在は家族を巻き込んで資産1億円を目指しております。

FIREへの王道である無駄な支出を抑えながら、貯金して、まとまったら株式を購入して資産を増やそうしています。

お金にお金を生み出してもらうという仕組み作りです。

 迷い

ただ最近このままでいいのかなと思うことが増えました。

そもそも私にとって、やりたいことや幸せって何だろうと。

このまま極端に支出を増やさず、収入が増えたからといって贅沢な生活をしなければ、早くて10年後又は20年後、30年後には資産1億円を達成し、サイドFIREになれると思います。

ただ支出を増やさないということは、それだけ今お金で経験できることを経験せずに年を重ねることになります。

例えば今から20年後、30年後に使いきれないお金を持っていたとしても、年齢的に身体が衰えていますし、経験したくても経験できないこともたくさん出てきます。

極端な話、この世からおさらばして亡くなっている可能性さえあります・・・

そんな人生で楽しいのか、今できること及び経験できることを先延ばしにしていいのかと思うようになりました。

 出会った本

この思考には、FIREを目指す道中で、たくさんの方が陥り易いみたいです。

周りに一緒にFIREを目指す同志が、いなければ、更に陥り易いみたいです。

私もそんな一人です。

迷い始めた時に、三冊の本を読みました。

 ビル・パーキンス(2020)DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール ダイヤモンド社

 モーガン・ハウセル(2021)サイコロジー・オブ・マネー ー 一生お金に困らない「富」のマインドセット ー ダイヤモンド社

3    中野信子(2019)科学がつきとめた「運のいい人」 株式会社サンマーク出版

私たちの目指すべきもの

『株式投資、不動産投資により、資産を1億円目指し、経済的自由を手に入れる。』

以前はここまででしたが、今の目指すべきところには続きが出来ました。

『死ぬ時には、その資産を0にする。』

この一文を入れた意味は、お金を経験にどんどん投資していこうと考えています。

死ぬ時に何千万と持っていようが使えません。

今経験すること、経験できることに意味があると考えています。

65歳になった時に、今と同じように動くことができるとは思えません。

 ビル・パーキンス(2020)DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール ダイヤモンド社

この本の内容に共感して、自分の中のモヤモヤをスッキリさせることが出来ました。

目指すべきところは
MORE(モア)

『株式投資、不動産投資により、

資産を1億円目指し、

経済的自由を手に入れる。

そして死ぬ時には、その資産を0にする。』

目指すべきところに、迷いがなくなりました。

なぜなら、お金を必要以上に貯めなくていいので、やりたい事、楽しい事に投資できるからです。

お金を使う事に対する罪悪感を無くすという意味では、気の持ちようですが、この変化は私自身をとても楽にしました。

同時に今を楽しむことを精一杯やってやろうという気になりました。

サイドFIREを目指すが、最速では目指さない

急がば回れ

急がば回れ、昔の人はよく人生を分かっている。

そういう意味でも、歴史から学ぶことは多いです。

生き方や疑問や悩みは、過去の誰かが同じようなことを考えていて、すでに道を作ってくれています。

 やってみた事

この本を読んで、まずやってみた事があります。

  1. 『寿命時計』というアプリをインストールしました。
  2. 『タイムバケット』のアプリをインストールしました。
  3. 今後30年間に何がしたいかを考えることしました。

※お金のことは考えずに何がしたいかを考えました。

タイムバケットはこんな感じになりました。

45歳までにしたいこと

  1. 子供達と富士山登頂しご来光を拝む
  2. ジープでキャンプに行く
  3. 家族で韓国に行く
  4. 家族で美ら海水族館に行く
  5. 家族でマチュピチュに行く
  6. 家族でフロリダのディズニーに行く
  7. 起業する
  8. 世界遺産白神山地に行く
  9. 簿記1級を取得する
  10. ゴチをする
  11. 金髪にする
  12. 中古戸建不動産を購入してDIYをする

55歳までにしたいこと

  1. オーロラを見に行く
  2. 配偶者と俺のフレンチに行く
  3. 配偶者とイタリアに行く
  4. 子供達が25歳から36歳までの間に500万円ずつ贈与する
  5. W杯を現地観戦する
  6. 東南アジア旅行
  7. 毎日、配偶者と出社前にモーニングを食べる

65歳までにしたいこと

  1. 配偶者と世界一周クルーズ船に乗る
  2. 本棚に囲まれた一軒家に住む
  3. 税理士免許取得
  4. ドイツリーグ生観戦
  5. スペインリーグ生観戦
  6. フランスリーグ生観戦

85歳までにしたいこと

  1. 資産運用のアドバイス業

 参考:この本から学んだこと、感じた忘れたくないこと

※人生の終わりを意識することで、残りの時間を最大限に活用することができる。

確かに、1年後に亡くなる方が、今から更に貯金を増やそうとはしないですよね。

何かやりたいことを我慢したり先延ばししたりせずに、今少しでも元気な内に経験に投資をしていきますね。

※人生で何を経験したいのかを真剣に考える。

※人生で一番大切なのは思い出作り。

※ 親が財産を分け与えるのは、子どもが26歳〜35歳のときが最善。

※ 45歳から60歳で資産を取り崩すタイミングを決める。

私自身がこのブログを読み返した時に、忘れていたら思い出してほしいので、書き留めました。

現在の私に、サイドFIREを目指す上で迷いはありません。

あとは楽しく生きるだけ。

以上 目指すべきところ でした。

目指せ

家族で

資産1億円!!

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