東京都競馬の株主優待

東京都競馬から「株主優待」を貰いましたので紹介を兼ねて記事を書いていきます。
私はもっと注目されるべきと思っているのですが、あまり会社名も聞き慣れずまだ注目されていない会社です。
- 東京都競馬の株主優待
- なぜ東京都競馬を購入したのか
- 東京都競馬について
株主優待
東京都競馬から貰える株主優待は・・・
- 大井競馬場株主優待証
- 東京サマーランド 株主ご招待券(1DAYパス)
- 東京サマーランド 春秋限定 株主ご招待券(1DAYパス)
となります。


もらえる枚数は以下の表の通り、保有株と保有期間により変わってきます。
【発行枚数】
所有株式数 | 1.大井競馬場 | 2.東京サマーランド | 3.春秋限定 |
---|---|---|---|
1年未満 | |||
100株以上 | 1枚 | 2枚 | – |
継続期間1年以上3年未満 | |||
100株以上 | 1枚 | 4枚 | 4枚 |
500株以上 | 2枚 | 8枚 | 8枚 |
1,000株以上 | 3枚 | 12枚 | 12枚 |
5,000株以上 | 5枚 | 20枚 | 20枚 |
10,000株以上 | 7枚 | 24枚 | 24枚 |
継続期間3年以上 | |||
100株以上 | 1枚 | 6枚 | 6枚 |
500株以上 | 2枚 | 10枚 | 10枚 |
1,000株以上 | 3枚 | 14枚 | 14枚 |
5,000株以上 | 5枚 | 22枚 | 22枚 |
10,000株以上 | 7枚 | 26枚 | 26枚 |

我がファンドは所有期間が3年未満なので4枚ずつ合計8枚貰いました
優待利回りは6.4%(所有期間1年以上3年未満の場合)
東京サマーランドの入場料が大人4,100円〜5,600円になります。
優待品32,800円相当(4,100円×8枚)、株価が5,070円(2025年8月4日現在)ですので
6.4%(32,800円÷507,000円)になります。

大井競馬場の入場券はそれほど・・・ですが
東京サマーランドの入場券は子連れ世帯には喜ばれます。

ただ関東圏以外の人は、気軽に行こうとならないので星3つ
です。配当利回りは2.2%
配当金は113円ですので、配当利回りは2.2%です。
配当金については、2020年から2024年の4年間で2倍に増えています。
注目すべきは「増配株」であり、株主還元をしっかりしてくれる嬉しい企業です。
合計利回りは8.6%
優待と配当の合計利回りは6.4+2.2=8.6%になります。
なぜ東京都競馬か
まず東京都競馬とはどんな会社なのか
東京都が戦後復興財源確保の名目で競馬を再開しました。
ただ東京都は競馬場を設立する資金がなかったため、民間会社を立ち上げて建設・管理を行いました。
東京都が競馬開催するために立ち上げたのが東京都競馬株式会社だったのです。
こうして誕生した東京都競馬の現在は、公営競技事業を含む4つの事業を展開しています。
①公営競技事業
②サービス事業
③倉庫賃貸事業
④遊園地事業

在宅投票システム(SPAT4)を中心とした賃貸が利益率の確保に繋がっています。
なぜ東京都競馬に目を付けたか
まずはなんと言っても①安定成長を見通せるからです。(利益率もいいんです)
2015年から2024年の10年間で
売上げが2.2倍、当期純利益が3.7倍となっています。
他には②倒産する可能性が低いからです。
その理由は自己資本比率が74.4%で非常に安定した財務体質です。
あと東京都が大株主(29%)であり、仮に倒産という事態に陥りそうになった場合に都は何かしら影響を受けますので、すぐに倒産させる事態は少ないと考えています。
ざっくりいうと上記の2つの理由から目を付けました。
決算状況
売上高 | 40,443百万円 |
営業利益 | 13,926百万円 |
経常利益 | 13,912百万円 |
当期純利益 | 9,706百万円 |
営業利益率や自己資本利益率といった利益率をみても、高い水準で維持できています。
サラッとした紹介でしたが、もっと注目される企業だと思っています。
以上 東京都競馬の株主優待 でした。