なぜ投資が必要かについて、『なぜ投資が必要か①』の続きを書いていきたいと思います。
- 『なぜ投資が必要か①』を読まれて続きが気になる方
- 投資を始めようと検討している方
- 投資を勉強中の方
目次
第三の理由は老後のため
誰しも働きたくても働けなくなる日が訪れる
誰しもに寿命があるように、歳を取ると心身が衰えて働きたくても働けなくなる日が訪れます。
「働きたくても」働けなくなる日と言うと語弊があるかもしれませんが、働けなくなる日は訪れます。
今は・・・働きたくなくても働いています笑
少し前に世間を騒がせた「老後2000万円問題」もあり、労働収入がなくなる老後に向けて貯金をしているかと思います。
「老後2000万円問題」をざっくり言うと、
定年退職から平均寿命までの20年間の毎年収支が、
マイナス100万円のような状態だから2000万円足りません。
その2000万円を自己責任で貯めましょうと言う話です。
その老後資金を貯金(現金)だけでなく、投資でも残します。
メリットの一つ目は3年以上の投資であればインフレを考慮すると貯金(現金)よりリターンのパフォーマンスが上がる可能性が高くなります。
長期になれば尚更です。
老後も豊かに生きるための資金と年金以外の収入源(配当金)になる
投資で老後資金を残すメリットはもう一つあります。
二つ目は年金しかない老後を株式投資の配当金や債券投資の利息を得ることで年金以外の収入源を増やすことができます。
これが人的資本を金融資本に変えると言うことです。老後でなく現役世代でも収入源が増えるのは嬉しいです。
例えば月3万円でも増えれば、老後に毎月夫婦2人でフレンチに行くことも可能です。
ちょっとした非日常の体験を少し我慢せずに過ごす助けとなるでしょう。
ここで脱線しますが、
忘れてはいけない事はそれでも所詮、
お金は人生を少し豊かにする『道具』に過ぎません。
お金が人生の全てを決める訳ではありません。
死ぬ時に持っていくこともできません。
なので今を楽しむためにお金を上手に使いながら老後に向けて少しずつ貯金と投資をしていくことが大切です。
第四の理由はお金にお金を稼いでもらうため
銀行預金で増える時代は遠い過去の話
今、長期金利が上昇し始めていますがそれでも銀行預金の金利は0.1%です。
銀行預金の話になると年配の先輩からは郵便局の貯金金利が6〜8%ぐらいあったとよく聞かされました。
8%であれば元本が9年で倍になりますからすごい時代でしたが、今は銀行に預けていても全く増えません。
なんなら利息よりお金を引出す手数料の方が高くついて、「預けているだけのつもり」が「預かってもらっている費用が掛かっている」かもしれません。
しかし、その何も稼がない預金を投資にまわすとお金がお金を稼いでくれます。
どういうことかというと・・・
株を所有していれば、あなたの代わりにその企業の従業員が働いてくれる
今更ですが株に投資することは株主になることです。その企業が稼いだ利益は株主のものです。
つまり、株を所有していれば、あなたの代わりにその企業の従業員が働いてくれているのです。
これは非常に好きな考え方です。
所有する株の企業の従業員があなたが昼寝している間もあなたの代わりに働いてくれます。
所有する株の企業があなたの代わりに24時間365日利益を出すために活動します。
株主となったあなたは自分の時間を切り売りせずにお金を稼ぐことができます。
投資したお金がお金を稼いでくれます。
日々使うお金があなたの利益に繋がる
詩人の家は5人家族なので、毎月食費などたくさんの生活費が掛かっています。そして外食にもたまに行きます。
そこで例えばイオンの株を所有していれば、イオンでの日々の買い物はあなたの利益となります。
マクドナルドの株を所有していれば、マクドナルドでのお昼代はあなたの利益となります。
そうなんです。
あなたが日々使うモノやサービスを扱う会社の株を所有すれば、あなたが支払ったお金は回り回ってあなたの利益へと繋がっていきます。
日々利用するモノ・サービスを扱う企業に投資すれば、
「現金より増える可能性があって」「新たな収入源になって」
「あなたのために働いてくれて」「あなたの利益になる」
一石四鳥です。
こんな素晴らしい事はないです。
可能性は無限大です、これが投資です。
お金の勉強をたくさんしていたにも関わらず私たち夫婦は元々安牌を望む性格なので、投資金額は限られた金額しか行っていませんでした。なのでポートフォリオのほとんどが現金でした。
ですが今多くの資金を運用していて感じるのが、もっと早くすれば良かったなと感じています。
なので今回の記事をみて少しでも投資について前向きに考えるようになれば嬉しいです。
以上『なぜ投資が必要か』について、今回は「老後」や「お金にお金を稼いでもらうこと」の2つの理由をお伝えして、①と合わせると4つの理由から私なりの必要性を説明しました。
何もしないことこそがリスクの世の中に生きているのです。
Stay investor. Stay owner.
