現在NISA制度も拡充されていますが、そもそもなぜ投資が必要なのかというシンプルな問いについて考えていきます。
そもそも私は投資が自分に合った経済的自由を手に入れるための手段だと思い株式投資を始めました。
では『経済的自由を目指していない方も投資は必要なのか』というと、『全員がそうではないがほとんどの人にとって投資は必要』と感じてます。
ではその理由について書いていきたいと思います。
- 投資を始めようとする方
- 投資に関心がある方
目次
まず第一の理由は資本主義社会の仕組みの中で生きているため
持つ者と持たざる者の差は拡がる社会
資本主義社会は資本を持つ人が出資し、その会社に雇われる人がいて、雇われた人は労働の対価に賃金をもらい、会社が稼いだ利益は出資者のものとなります。
つまり・・・
お金を持つ人がお金を資産に変えて、そこで雇われた人は自分の時間をお金に変えています。
そしてその会社が稼いだお金は再びお金を資産に変えた人のものとなっています。
時間という資産は限られていますので、時間をお金に変えること(労働の対価に賃金をもらうこと)には限界があります。
一方、会社は売上げが増えれば増えるほど利益は増えていく傾向がありますので株主が受け取る利益には限界がありません。
なので株式を持つ者はますます富を持つようになり、持たざる者との差は拡がる仕組みとなっています。
では、どうすればいいのでしょう
どうしたら『その差』を縮める事ができるでしょうか。
・・・現実は非情です。一生懸命に働くだけでは『その差』を埋めることはできないのです。
でも・・・『答え』は非常に簡単です。
『持たざる者から持つ者になればいい』のです。
『資産となるものに投資をすればいい』のです。
『株式や債券といった収入源にもなる資産を少しずつでも購入すればいい』のです。
資本主義社会で富を持つ一番の方法は起業して上場する事でしょうが、みんながそんなことを出来るわけではありません。
私もいつか起業したい。夢ですね。
起業した方がいいこと、その差は動くか動かないかだけであることも分かっているけど、起業できていません笑
でもこの夢は諦めていません、その代わりではありませんが少しずつでもしたいことをしていきます。
少し脱線しましたが
ではそこで誰にとっても可能なことは『株式に投資すること』です。
インデックスファンドを通してでもいいんです。
結局個別株よりインデックスファンドの方が一番リターンが高いとされてます。
プロが運用するアクティブファンドのほとんどがインデックスファンドのリターンに勝てていません
株式に投資することで『資産を持たざるもの』から『持つもの』になり、しっかりと資本主義社会の仕組みに便乗していけます。
少しでも投資してみると、色んなことを感じて世の中の見方が変わると思います。
私は、貯金した金額より投資した資産が増えるペースに驚いてます。
実際投資してみると他にも色々と変化を感じる事ができます。
第二の理由はインフレが存在するため
現金は実質目減りする
歴史を振り返るとインフレは必ず存在します。
インフレにより物価が上がるとお金の実質価値は減少します。
実際感じてると思いますが、現在日本でも給料がインフレの上昇についていけず生活が苦しくなっています。
我が家でもインフレの影響はもろに受けています。
毎週食費1万円と決めてまとめて買い物してますが、予算内に抑えることが中々厳しいのが現状です。
インフレ率2%であれば35年後にはお金の価値が半減します。
3%で23年後
4%で17年後
5%で14年後
インフレ率が上がると半減に掛かる期間も短くなります。
上記からも分かるように何もせず現金だけでは20〜30年で購買力がこれほど下がるリスクがあります。
リスクとはリスクを取ることではなく何もしないこと
現金は元本割れすることがないため安全ですが、一方で日本円だけに投資しているのと同じことです。
株式や債券に投資せずリスクを全く取っていないつもりですが、実は何もしないことこそ(日本円だけを持つことこそ)がリスクとなっているのです。
インフレによって円の価値は下がるリスクがある
では、どうすればいいのでしょう2
過去のデータから投資資産(株や債券)はインフレ以上の上昇率が見込めていますので、現金だけ持つのではなく『株や債券に投資すること』でインフレに対応し資産の維持ができます。
ここでも出てきます笑 その差は動くか動かないかです。
「資本主義の中を生きていること」や「インフレがあること」からなぜ投資が必要かについてお話ししましたが、これだけでも投資は必要なのではと少し感じられたでしょう。
私が投資が必要と考える理由は他にも2つあります。
長くなるので続きについては、なぜ投資が必要か②でお伝えしていきたいと思います。
